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2021

「誰かのため」にサッカーをするということ。|池田達海(4年)





「誰かのため」にサッカーをするということ。



こんにちは。


平素より帝京大学体育局サッカー部を応援して頂き誠に有難うございます。


今回部員ブログを担当させていただきます、医療技術学部、スポーツ医療学科4年、池田達海です。


私は嘘をつけない性格なので、この4年間の大学サッカーで感じたこと、思ったことを素直な気持ちで書きたいと思います。


最後まで読んでいただけると嬉しいです。





突然ですが、私は、16年間続けたサッカー人生の集大成である大学サッカーで良い思いをしたことはほぼありません。


4年間で試合に出た数を数えてもおそらく両手で収まるくらいで、週に6回ある練習に4年間費やしたと言っても過言ではありません。


多分もう1度人生をやり直せるとしても、大学で部活に入るという選択は絶対にしません。


とは言っても、試合に出られない理由を考えれば山ほどあって、体力がない、基礎技術がない、戦術理解度も低い、ここぞという時に必要とされる選手でもない、だからといって、人一倍サッカーと向き合い、努力できるという才能もない。自業自得です。


週に6回練習をしていれば上手くなって試合に出られるのかと思いきや、みんなも同じ練習をしているので、差は埋まりません。





自由な時間が無限にある大学生活でなんで試合にも出られないのに、部活をやっているんだ?と言われても仕方ありません。


たしかに、大学まで部活をやっているから女の子にモテるって訳でもないのに。笑


そんなもん、自分が1番よく分かってる。


正直、私自身何度も辞めよう、諦めようと思いました。もう限界だ、と。


たぶん、今までの「自分のため」だけにサッカーをしていた私だったら、とっくに諦めて、サッカーから離れ、自由な大学生活を謳歌していたと思います。





私は幼稚園、小、中、高と地元のチームでサッカーをしていました。多分みんなからしたら名前も聞いたこともないような笑


部員は、1学年10人いるかいないかで、当たり前に試合には出れる、点も普通に決めまくれる、チームではもちろんエース。正直自分は上手いと思っていました。


自分が点を決められて気持ちよくなれればそれでいい。


完全なる「自分のため」のサッカーをしていました。





しかし、大学に入った途端その考えは覆りました。


1学年30人以上いる部員、今まで本気でサッカーをやってきた奴、プロを目指してる奴、大学サッカーで大きな何かを掴み取りにきてる奴、そんな中で私が今までやってきたサッカーが通用する訳ありませんでした。


井の中の蛙とはまさにこのことですね笑



自分が1番好きなスポーツであり、1番の優越感に浸れていたサッカーで、挫折をし、グラウンドに行くこと、ボールを受けること、シュートを打つこと、大好きなはずのサッカーが全て怖くなりました。





しかし、ここまで辞めずに大学サッカーを続けてこれたのは紛れもなく、「支えてくれた人」の存在があったからです。


大学では一人暮らしをさせてくれている上に、決して安くない学費と部費を払ってくれて、小さい頃からサッカーを含め、自分のやりたいことは文句ひとつ言わずに背中を押してくれる両親。


いつも、部活を理由に遊びを断ることに「早く部活辞めてくれ」と文句を言いながらも、ずっと応援してくれている、地元の友達。


会うと、「まだサッカーやってるの?ほんとに頑張って」と前向きな気持ちにさせてくれる、お世話になった高校の先生や大学の先生。


部活であまり会えないけど、何も言わず、ただ好きなことをやっている自分を、応援してくれる大好きな彼女。


そして、何よりも毎日毎日会って、一緒にサッカーをして時には喧嘩もして顔もみたくねーよと思いながらも結局はその日一緒にサッカーをして仲良くなっている、同期の仲間。


間違っていることはしっかり間違っているって言ってくれて、楽しいことがあればバカみたいに一緒に笑ってくれます。


そんな、サッカー部のみんなといると自然と笑顔になれました。


学生生活の最後にもらった最高の宝です。





こんなにも僕のことを気にかけて、応援してくれている「支えてくれる人」がいてサッカーが出来ているのに、そのサッカーを自分がやってきたものが通用しないとか、試合に出られないとか、辛いとか、辞めたら楽になるんじゃないかとか、そんな簡単な理由で手放すなんてことはできませんでした。


気付くのが遅いかもしれませんが、16年間もサッカーをやっていると「自分のため」だけじゃなくて、自分を「支えてくれる人」を含め、たくさんの人の思いを背負ってサッカーをやっていることに気がつきました。





今、大学サッカーを振り返ると、あの時もっと頑張ればよかったとか、もっとちゃんとサッカーに向き合っていればとか、もっと必死になっていれば、、、とか、後悔を書き出したらキリがないです。


そんな時こそ前を向いて、あと少しのサッカー人生、今後の自分の人生で、今まで私の原動力となってくれた「支えてくれた人」に何を返せるのか、何を与えられるのか、それを考えて残りのサッカー人生、今後の人生を送っていくしかないんじゃないかな、と私は思います。

  

冒頭にも申し上げたように、もう1度人生をやり直すとしても、部活に入るという選択はしません。


ですが、私のたった1度きりの人生の中で、

帝京大学体育局サッカー部に入ったこと、

サッカー部に入って学んだこと、

サッカー部で出会えた仲間、

自分がした全ての選択を誇りに思います。


飽き性で何をやってもあまり長続きしない私が、サッカーだけは16年もの間続けることができました。


そのサッカーで得られたものは必ず、一生の財産になり、今後の人生の糧になると思います。


全て「支えてくれた人」たちのおかげです。



長くなってしまいましたが、私に関わってくれた全ての人に感謝しています。本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。




次は、帝京1の熱い男、ぐっち君です。



池田達海|TATSUMI IKEDA

学年:4年

学部:医療技術学部

前所属チーム:黒磯

コメント
名前

内容


石井
2021-10-13 01:22:18

自分のためじゃなくて支えてくれた人のためにサッカーをやる、かっけえなゼミ長
相馬一輝
2021-10-11 00:06:39

暗い夜空を見上げると光り輝く一番星がありました。今横浜に住んでいますがこの夜空を見上げるといつも思う事があります。今あいつは元気にしているのかな。そんな思いに浸りながら君の事を考えます。チームで一番輝いていた君。これからの活躍を心から願っています。僕の中では君が一際輝く一番星です。
地元のちっちゃいやつ
2021-10-10 14:32:52

頑固で不器用な君から
誰かのためにという言葉が出てきたことが1番の成長だと思います。
頑張ってください!